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ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?移籍先無しで日本復帰?

ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?移籍先無しで日本復帰?
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2019年もシーズンオフとなり、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す選手も出てきました。

ポスティングシステムとは、どんな制度なのかご存知でしょうか?

今回は、

  • ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?
  • ポスティングシステム(プロ野球)でメジャーの移籍先が無ければ日本復帰?
  • ポスティングシステム(プロ野球)で大谷はどうだった?
  • ポスティングシステム2019(プロ野球)で筒香はどうなる?
  • ポスティングシステム(プロ野球)で過去にメジャー移籍した選手一覧!
  • ポスティングシステム(プロ野球)でメジャー移籍に至らなかった選手一覧!

について、まとめました!

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結論先読み!

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みゃあ
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時間のないあなたのためにいきなり結論をちょっとだけ紹介しちゃうにゃ!
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  • ポスティングシステムとは、主としてFA(フリーエージェント)でない選手がメジャーリーグ(MLB)への移籍を希望した場合、その選手が所属している球団が行使する制度のことを言う。別名入札制度。
  • 選手がポスティングシステムの利用を、球団に許可されたとしても、獲得に乗り出すメジャーの球団が無かった場合、元の球団に戻る場合も多い。メジャーを経験して日本の球団に戻る場合は、過去に所属していなかった球団に移籍する場合もある。
  • 大谷翔平選手は、譲渡金2000万ドルでエンゼルスに移籍した。
  • DeNAの筒香嘉智外野手は、2019年オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指しているが、譲渡金はそれほど高額にはならないのではないか?と言われている。筒香嘉智外野手はレイズへの移籍が決定し、DeNAが受け取る譲渡金は240万ドル(約2億6200万円)である。
  • ポスティングシステムでメジャー移籍した選手の中で最も高額な譲渡金で移籍した選手は、ダルビッシュ有投手。
  • ポスティングシステムは、手を挙げる球団がなければ移籍できないが、入札する球団が合っても契約に至らないパターンもある。
ふわ
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詳しく知りたい!という方だけ先に進んでくれにゃ!

ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?

ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?

ポスティングシステムとは、主としてFA(フリーエージェント)でない選手がメジャーリーグ(MLB)への移籍を希望した場合、その選手が所属している球団が行使する制度のことを言います。

日本では別名入札制度という言い方もあります。

誰でもポスティングシステムが利用できるというわけではなく、所属している球団の許可を得た選手のみが対象となります。

2013年にポスティングシステムが改正され、所属球団は2000万ドルを上限に譲渡金を設定されました。

獲得を望むメジャーリーグ(MLB)の球団がその金額を受け入れると、メジャーのその球団は選手との交渉権を獲得し、契約が成立すれば、移籍先となるメジャーの球団は日本の所属していた球団に譲渡金を支払います。

以前は、松坂大輔投手やダルビッシュ有投手のように5000万ドル以上の高額で落札されるケースがありました。

MLBは譲渡金の高騰を懸念し、2013年からは上限が2000万ドルと変更しています。

譲渡金の上限はかなり減額されたものの、それでも2000万ドルはかなり高額です。

譲渡金は所属していた日本の球団に入ることになりますから、ある意味、ポスティングシステムは、育ててくれた球団への恩返しとも言える制度でもあります。

しかし、2018年からはさらに改正されており、譲渡金は契約金総額に応じて決められることになりました。

  • 契約金総額が2500万ドル以下の場合、譲渡金はその20%
  • 2500万~5000万ドルの場合、譲渡金はその17.5%
  • 5000万ドル以上の場合、譲渡金はその15%

この条件だと、2000万ドルの譲渡金に達するには、かなりの大型契約でないと無理ということになります。

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ポスティングシステム(プロ野球)でメジャーの移籍先が無ければ日本復帰?

ポスティングシステム(プロ野球)でメジャーの移籍先が無ければ日本復帰?

仮に、選手がポスティングシステムの利用を、球団に許可されたとしても、獲得に乗り出すメジャーの球団が無かった場合、どうなるのでしょうか?

元の所属していた日本の球団に復帰することはできるのでしょうか?

2019年はシーズンが終わり、現在(2019年11月8日)はプレミア12が開催されていますが、この期間中にプレミア12の代表にも選ばれている菊池涼介内野手がポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ移籍を目指すことを球団が容認したと報道されました。

報道の内容によると、仮に獲得に手を挙げる球団が無ければ広島残留となる可能性も残されているということです。

獲得に動く球団が無くても、元の広島に残留することはできるみたいですね!

また、ポスティングシステムを利用してメジャーに移籍しても、力が振るわず戦力外となってしまう選手もいます。

その場合、日本球界に復帰するパターンも多いです。

古巣に戻る選手もいれば、別の球団に移籍する球団もいます。

ポスティングシステム(プロ野球)で大谷はどうだった?

ポスティングシステム(プロ野球)で大谷はどうだった?

エンゼルスで投打で活躍している大谷選手もポスティングシステムで移籍しました。

エンゼルスは2000万ドルの譲渡金で大谷翔平選手を獲得しました。

ちなみに、大谷翔平選手の契約金は231万5000ドルで、日本円で約2億6000万円でした。

大谷翔平選手は当時23歳で、ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手として扱われたため、マイナー契約しか結ぶことができず、契約金も各球団の総額に制限が設けられていました。

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ポスティングシステム2019(プロ野球)で筒香はどうなる?

ポスティングシステム2019(プロ野球)で筒香はどうなる?

ポスティングシステムは2013年と2018年に改正されており、移籍しようとしている選手の所属球団には不利になるようになってしまいました。

まだ分かりませんが、筒香嘉智外野手を送り出すDeNAが手にする譲渡金は、それほど高額にはならないのではないか?と言われています。

選手はMLBコミッショナーが選手名を告知してから30日間、入札の意思を示したすべての球団と交渉が可能です。

以前であれば、単純に譲渡金の金額で交渉権が決まりましたが、現在では色んな条件面を比較して球団が決めることができます。

以前よりも交渉が高度で詳細なものになっているのは間違いありません。

ちなみに、筒香嘉智外野手の交渉は日本側の筒香のマネジメント会社であるプロスペクト株式会社と、アメリカのエージェント会社「ワッサーマン」が当たることになります。

ワッサーマンはヤンキースのジャンカルロ・スタントンや、記憶に新しいところであれば、NBAのウィザーズの八村塁等の代理人も務めた実績があります。

ポスティングシステムで契約に至らなくても、翌年海外FA権を行使してアスレチックスに移籍した中島裕之内野手がいます。

筒香嘉智外野手は、海外FA権取得は催促で2021年シーズンとなります。

筒香嘉智外野手は、ポスティングシステムでの移籍を容認し、自身を育ててくれた球団への感謝の思いを述べています。

自身のメジャー挑戦を理解してくれた球団に報いるためにも、なんとしても契約に結び付けたいと考えていることでしょう。

追記!

筒香嘉智外野手はレイズへの移籍が決定しました!

筒香選手の年俸は、2年総額1200万ドル(約13億1100万円)で、DeNAが受け取る譲渡金は240万ドル(約2億6200万円)とみられています。

ポスティングシステム(プロ野球)で過去にメジャー移籍した選手一覧!

ポスティングシステム(プロ野球)で過去にメジャー移籍した選手一覧!

ポスティングシステムで過去にメジャー移籍した選手を一覧にまとめました。

年度選手元の所属球団落札球団落札金額
1998アレファンドロ・ケサダ広島シンシナティ・レッズ40万1ドル
2000イチローオリックスシアトル・マリナーズ1312万5000ドル
2001石井一久ヤクルトロサンゼルス・ドジャース1126万4055ドル
2002ラモン・ラミーレス広島ニューヨーク・ヤンキース30万50ドル
2003大塚晶文中日サンディエゴ・パドレス30万ドル
2004中村紀洋近鉄ロサンゼルス・ドジャース非公表
2005森慎二西武タンパベイ・デビルレイズ75万ドル
2006松坂大輔西武ボストン・レッドソックス5111万1111ドル11セント
2006岩村明憲ヤクルトタンパベイ・デビルレイズ450万ドル
2006井川慶阪神ニューヨーク・ヤンキース2600万194ドル
2010西岡剛ロッテミネソタ・ツインズ532万9000ドル
2011青木宣親ヤクルトミルウォーキー・ブルワーズ250万ドル
2011ダルビッシュ有日ハムテキサス・レンジャーズ5170万3411ドル
2013田中将大楽天ニューヨーク・ヤンキース2000万ドル
2015前田健太広島ロサンゼルス・ドジャース2000万ドル
2017大谷翔平日ハムサンディエゴ・パドレス50万ドル
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ポスティングシステム(プロ野球)でメジャー移籍に至らなかった選手一覧!

ポスティングシステム(プロ野球)でメジャー移籍に至らなかった選手一覧!

ポスティングシステムを利用したからと言って、必ず契約できるというわけではありません。

手を挙げる球団がなければ、当然移籍できません。

年度選手元の所属球団落札球団備考
1998ティモニエル・ペレス広島入札球団無し広島と再契約
2002大塚晶文近鉄入札球団無し近鉄と再契約後、中日へ金銭トレード
2005入来祐作日ハム入札球団無し自由契約となり、ニューヨーク・メッツと契約
2008三井浩二西武入札球団無し再手続き・西武と再契約
2010岩隈久志楽天オークランド・アスレチックス入札金額は1910万ドル
契約に至らず、楽天と再契約
2011真田裕貴DeNA入札球団無し自由契約となり、巨人と契約
2011中島裕之西武ニューヨーク・ヤンキース入札金額は250万ドル
契約に至らず、西武と再契約
みゃあ
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入札されても、契約に至らないパターンもあるんだな!
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